歯が欠けたらどうしたらいいの?
転んだり、どこかに顔をぶつけて歯が欠けてしまった!または、食事中に固いものを噛んだら歯が欠けたなど、歯が欠けた経験がある人は少なくはないのでしょうか?
今回は歯が欠けたときはどのような治療をするのかを紹介します。
【歯が欠ける原因はなにか?】
- 転んだり、ぶつけたりして歯が欠ける
- 虫歯が歯の中で広がることで突然ぼろっと欠ける
- 食いしばりの癖があったり歯ぎしりをしたりすることで負担がかかり欠ける
- かみ合わせが原因で負担がかかり欠ける
などがあります。
【欠けた時の治療法は?】
まず、歯の欠けた範囲が大きい場合は欠けた破片を歯医者さんに持っていきましょう。大きな破片であれば、そのまま自分の歯と接着することができる場合があります。
自分で接着剤などで接着するといった行為はしないでください。歯医者さんにお任せしましょう。
欠けた部分には、虫歯を詰めるときにつかうレジンという白いプラスチックの材料で埋め、歯の形に近くなるように治療していきます。
歯が欠けているのに気づいたら・・・
欠けた部分は鋭利になっているためそのままにしておくと、頬や唇を傷つけてしまいますので、少しでも欠けたら歯医者さんに行くようにしましょう。
範囲が広いと神経の治療が必要なことも
欠けた範囲が大きく神経まで達して、神経が見えている場合には痛みをともなうことが多いでしょう。その場合は神経を抜いて神経の治療をします。その後かぶせものをかぶせたり、レジンで治療したりします。
気になる料金について
前歯が欠けたときなど、前歯は保険が効かないから自費の治療になるのではないか?と心配している方もいるかもれませんが、それは間違いです。
自費治療になるかどうかは、つめたりかぶせたりする材料によって変わります。
見た目が気になる方は相談を
上記に書いたような、白いプラスチックのレジンで治療する場合はもちろん保険内での治療になります。審美的に気になる方であれば、歯医者さんに相談し自費の材質のもので治療する人もいます。
【歯が欠けるのを予防するには?】
外傷の多いスポーツなどをしている方はスポーツ用のマウスピースを使うとよいでしょう。食いしばりや歯ぎしりの方もマウスピースを使うことで歯への負担が少なくなります。
歯が欠けたらまず痛い痛くないに関係なく歯医者さんにみてもらうようにしましょう。