ドックスベストセメント療法とは

虫歯を削り取るのではなく虫歯菌を殺菌して無毒化しミネラルで虫歯を自然治癒させる治療が「ドックスベストセメント療法」です。

ドックスベストセメント療法の流れ

  1. 表面を少しだけ削って、虫歯の範囲を明らかにします。
  2. その上に殺菌作用とミネラル補給力のあるドックスベストセメントをつめます。
  3. 最後に詰め物をして終了です。

【特徴】

治療後に内部から虫歯になる心配がありません。
大きく歯を削る必要がありません。
虫歯を削らないので治療中に痛みが無く多くのケースで麻酔が必要ありません。
削るダメージが少ないので、通常の治療より神経を保存できる可能性が高くなります。

※術後の経過によって、後日に神経を取る必要があるケースもあります。
神経を保存する事ではなく、内部から虫歯を進行させないことが最大のメリットです。

【注意】

  1. すごく小さな虫歯には適応できません。
  2. すでに強い痛みのある大きな虫歯にはこの治療法は適応できません。
  3. 強い抗菌剤を使う治療(3Mixなど)ではなく、銅イオンによる弱い殺菌力が永続的に的に続く治療なのでアレルギーの心配がありません。(主成分は人間の血液中にも含まれてるミネラルで銅、鉄分、マグネシウムなどです。)

Dr.Fraserの臨床報告では治療後、10年たっても神経に異常が起こっていないという論文データが多数あり、従来の治療法とは比較にならない好結果です。

アメリカ・ヒューストン発の特別な治療なので保険が適応されません。

その歯の治療はすべて保険外治療になります。(治療費は詰め物の種類によって変わります)