乳歯の虫歯!哺乳瓶虫歯って知っている?

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乳歯の虫歯!哺乳瓶虫歯って知っている?

小さいお子さんがいる家庭では、赤ちゃんに乳歯が生え始めると虫歯にならないかなと不安になる方もいるのではないでしょうか。
では実際乳歯も虫歯になるのでしょうか。詳しくお話しします。

哺乳瓶が歯に影響をおよぼすことがある?

子育て中の方の中には、哺乳瓶でミルクを飲ませてあげているお母さんも多くいると思います。しかし保健師さんなどに「哺乳瓶は早めに卒業させてあげてください。」といわれたことがあるお母さんもいるのではないでしょうか。

哺乳瓶の使用は虫歯の原因になる?

哺乳瓶を吸うときの口の形の影響で、前歯の裏側や、歯茎の境目に、虫歯ができます。
これを、哺乳瓶虫歯といいます。
哺乳瓶虫歯は乳歯全体を溶かしたり、神経に近いところに広がったりというやっかいな虫歯です。

なぜ哺乳瓶虫歯になるの?

哺乳瓶を使っているからといって必ずしも虫歯になるわけではありません。
哺乳瓶でミルクなどの甘いものを飲んでいるとお口の中に飲み物が残る時間が長くなります。そのため、虫歯になってしまうというわけです。
大人でも長時間お口にお菓子などの食べ残しなどがあると虫歯になりますよね。

ミルクなどを飲ませた後は甘くない飲み物を!

哺乳瓶虫歯を予防するためには、ミルクなどを飲んだ後、お口をすすぐのが良いのですが、赤ちゃんにはまだできません。
そのため、お水やお茶などの甘味がない飲み物を飲ませて、お口をすすぐ代わりにしてあげるとよいかと思います。

哺乳瓶だけでなく授乳の場合も注意が必要

授乳の場合も、夜寝かしつけのために授乳をしている場合は注意が必要です。
夜は、唾液の分泌が減り虫歯菌が活発に動き出し、虫歯になりやすい環境となります。
口の中にミルクやおっぱいが残っているとこれもやはり虫歯の原因になります。

赤ちゃんが虫歯になったら治療できる?

哺乳瓶虫歯などは乳歯が生え始めている1歳半~2歳に多い虫歯です。
そのため、歯科医院や子供の性格によってはまだ治療できないこともあります。
治療が困難の場合には、サホライドという虫歯の進行を止めるお薬を塗って様子をみます。

お家の方がしっかり管理してあげてください

哺乳瓶虫歯にならないためにも、お口の中を観察しましょう。寝かしつけに授乳やミルクをあげている習慣があれば、寝る前はお水かお茶というようにすこしやり方を変えてみるのも良いかと思います。